Titan Emailは、独自ドメイン(会社のドメインを使ったメールアドレス)で仕事用のメールを運用するための法人向けサービスです。ドメインやWebホスティングの販売パートナーを通じても提供されており、購入先とメール環境をまとめたい小規模な組織では候補になります。
ただし、Titan Emailという名前だけを見て、料金や容量まで共通だと考えないことが大切です。利用できる機能やサポートを含め、契約する販売パートナーとプランによって条件が変わります。まずは何ができるサービスなのかを押さえ、そのうえで自社が契約する窓口の条件まで確認しましょう。
中心となるのは、会社の独自ドメインを使ったメールボックスの作成と管理です。たとえば、会社のドメインに合わせて担当者用のメールアドレスを用意し、管理画面からアカウントの追加や停止、パスワードの再設定などを行えます。
ここでいうメールボックスは、受信したメールを保存し、利用者が送受信するための個別の箱です。一方alias(エイリアス)は、既存のメールボックスに別の受信用アドレスを持たせる仕組みで、新しいメールボックスを増やす場合とは役割が異なります。
Titan Mail Adminでは、メールアカウントの作成や削除のほか、エイリアス、転送、catch-allなどを管理できます。catch-allは、ドメイン宛のうち個別のメールボックスに一致しないメールを受け取る設定です。どの機能を利用できるかはプランや販売パートナーによるため、必要な設定が契約候補に含まれるかを確認してください。
なお、Titan Emailは会社のメールボックスを運用するサービスです。一斉配信するニュースレター、システムから自動送信するためのメールAPI、メールを読むためだけの単体アプリとは目的が異なります。これらを探している場合は、同じ「メール」という言葉でも別の種類のサービスとして切り分ける必要があります。
利用時は、独自ドメインが自社のものだと確認したうえで、MXレコードを切り替えてメールの配送先をTitanへ向けます。MXレコードは、そのドメイン宛のメールをどのサービスで受け取るかを指定する設定です。
設定の入口や画面は、販売パートナーによって異なります。ドメインとメールを同じ購入先でそろえる場合でも、Titan側の共通説明だけで手順を決めず、実際に契約するパートナーの案内に沿って進めるのが安全です。すでに別のメールサービスを使っているなら、切り替え前に現在の受信先と移行手順を確認しておきましょう。
Titanは、IMAP、POP、SMTPによるSSL/TLS接続を案内しています。IMAPとPOPは受信、SMTPは送信に使われる方式です。既存のメールアプリから接続したいなら、そのアプリが必要な方式と接続設定に対応しているかを確かめます。
とくに注意したいのが、二要素認証との関係です。Titanの案内では、二要素認証を有効にすると外部のメールアプリからの接続がブロックされます。普段使いたいメールアプリと認証方法を先に決め、両立できる構成かを契約前に確認してください。
メールボックスの保存容量も一律ではありません。販売パートナーとプランによって異なるため、Titan全体の共通容量として判断するのではなく、自社が選ぶ契約の容量を見る必要があります。利用人数だけでなく、一人あたりに必要な保存量も合わせて考えると選びやすくなります。
受信メールには迷惑メールフィルターがあり、迷惑メール、ウイルス、マルウェア、ランサムウェア、フィッシングなどへの保護が案内されています。ただし、フィルターの調整機能は一部のプランに限られます。
セキュリティ機能の名前だけで選ぶのではなく、候補プランで調整機能を使えるか、外部メールアプリとの接続条件が自社の運用に合うかを確認しましょう。また、メールボックスのデータが保存される国や地域は、Titanの製品情報やヘルプ情報からは固定の場所を確認できません。保管地域が社内ルールや取引条件に関わる場合は、販売パートナーの所在地から推測せず、契約窓口へ確認が必要です。
Titanのインポート機能では、IMAP接続を使って既存のメールを移行できます。現在のメールを引き継ぎたい場合に使える機能ですが、移行対象はメールです。連絡先とカレンダーは含まれません。
そのため移行計画では、メールだけでなく、連絡先やカレンダーを別途どう扱うかも決めておく必要があります。移行するメールの量が、移行先メールボックスの容量に収まるかも事前に確認します。Titanは移行トラブルに対する24時間対応の専用サポートと、ヘルプセンターからの問い合わせ窓口を案内していますが、一次窓口や対応条件、SLAは販売パートナー側の条件も確認してください。SLAとは、対応時間などのサービス水準を示す取り決めです。
Titan Emailのメールボックス料金は、容量、バックアップ、サポートを含めて、販売パートナーとプランによって異なります。GLOBAL向けの公式確認では、Titan全体に共通する通貨、請求周期、課金単位を伴う固定料金としてまとめられません。そのため、異なる販売経路の金額や付帯条件を混ぜず、実際の契約候補ごとに比較します。
比較するときは、表示金額だけでなく、必要なメールボックス数、各メールボックスの容量、必要な管理機能、バックアップやサポートの範囲をそろえて見ることが重要です。ドメインやホスティングとのセット提供なら、メール部分だけの条件を確認すると、ほかの販売経路とも比べやすくなります。
注意
料金情報は2026年8月7日にGLOBAL向けの公開状態を確認したものです。Titan共通の固定料金として扱わず、契約前に販売パートナーの対象市場、通貨、請求周期、課金単位、プラン条件を確認してください。
Titan Emailは、独自ドメインのメールを用意し、ドメインやWebホスティングの購入先とまとめて管理したい小規模な組織で検討しやすいサービスです。アカウント作成、パスワード再設定、転送、エイリアスなど、日常のメール管理を一つの管理環境で扱いたい場合にも候補になります。
一方で、料金や容量を製品名だけで一律に比較したい場合には注意が必要です。販売パートナーとプランを決めなければ、実際の条件を確定できません。外部メールアプリの利用、データ保管地域、連絡先やカレンダーを含む移行が重要なら、それぞれの制約を先に確認してから判断するのが適切です。
Q.Titan Emailの料金はいくら?
A.Titan全体に共通する固定料金としてはまとめられません。販売パートナーとプランにより、メールボックス料金、容量、バックアップ、サポートが異なります。契約候補の市場、通貨、請求周期、課金単位まで確認してください。
Q.メールボックスとエイリアスは同じ?
A.同じではありません。メールボックスは、利用者がメールを送受信し、保存する個別の箱です。エイリアスは、既存のメールボックスに別の受信用アドレスを持たせるために使います。利用できる範囲はプランや販売パートナーによります。
Q.今使っているメールをそのまま移せる?
A.IMAP接続によるメールのインポートが案内されています。ただし、連絡先とカレンダーは移行対象に含まれません。移行先のメールボックス容量も事前に確認してください。
確認日: 2026-08-07(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
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