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Migadu・MXrouteの違いを比較!domain容量と利用上限で選ぶ

読む目安 約6分 更新日 2026-08-07MigaduMXroute

MigaduとMXrouteは、どちらも独自ドメイン(会社や自分のドメインを使ったメールアドレス)をまとめて運用できるサービスです。1人増えるごとに料金が上がる一般的な法人メールとは料金の考え方が違い、複数のドメインやメールアドレスを扱いたい組織に向いています。

選ぶときにまず見るべきなのは、メールボックスの数ではありません。契約全体で使える容量と、送受信に設けられた上限です。ここを先に押さえると、両サービスの違いがはっきり見えてきます。

結論を先に

複数ドメインを一つの契約で扱い、容量だけでなく日ごとの送受信量まで見ながらプランを決めたいなら、Migaduが候補です。必要な保存容量を10 GB、25 GB、50 GBから選び、年額を明確にして始めたいなら、MXrouteのほうが比較しやすいでしょう。

Migadu

こんな人に

複数ドメインと多数のメールボックスを、契約全体の容量と日次上限で管理したい

MXroute

こんな人に

保存容量別の年額プランから選び、容量内でアカウントを増やしたい

まず押さえたい違い

ここでいうメールボックスは、受信メールを保存し、本人がログインして使う箱のことです。両サービスとも「ドメイン数やメールアカウント数に上限なし」と案内していますが、保存容量や送信量まで無制限になるわけではありません。

比較点MigaduMXroute
契約の考え方メールボックス数や利用者数ではなく、サービス契約のアカウント単位の固定料金利用者単位ではなく、契約全体の保存容量を購入
ドメイン・アドレス複数ドメインとメールボックスを一つのアカウントで管理標準プランは容量内でドメイン数とメールアカウント数に上限なし
容量プランごとの共有容量。個々のメールボックスに固定容量が付く方式ではない10 GB、25 GB、50 GBなど、契約全体の容量で選ぶ
送信の上限プランごとに1日あたりの受信・送信上限がある通常アカウントは1メールアカウントあたり1時間400通
メールの利用方法SMTP、IMAP4、POP3、WebメールSMTP、IMAP、POP3、Webメール
移行ImapSyncで移入と搬出が可能IMAP Syncで既存メールを移行可能

注意

ドメイン数やメールアカウント数の案内とは別に、容量と送受信の上限があります。表の「上限なし」を保存量や送信量まで無制限という意味に広げないでください。

「アカウント数に上限なし」という表現だけで決めず、実際に保存するメール量と、普段の送信ペースを重ねて考えることが大切です。

ドメイン数より、全体容量の使い方を見る

Migaduは、複数ドメインとメールボックスを一つのアカウントに収め、プラン全体の容量を共有する仕組みです。たとえば部署やブランドごとにドメインを分けても、容量は契約全体で考えます。特定のメールボックスにあらかじめ決まった容量が割り当てられるわけではありません。

MXrouteも、標準プランでは契約した容量の範囲内で複数ドメインとメールアカウントを運用できます。違いは、10 GB、25 GB、50 GBという容量の段階と年額が示されていることです。必要な容量の見当がついているなら、入口となるプランを選びやすい構成です。

どちらを選ぶ場合も、社員数だけで見積もると判断を誤りやすくなります。過去メールを長く残す人、大きな添付ファイルを受け取る人、共有窓口としてメールが集まるアドレスが多い組織では、利用者数が少なくても容量を多く使います。反対に、アドレス数が多くても保存量が小さければ、必要な容量は抑えられます。

転送用の別名であるエイリアスと、本人がログインするメールボックスも分けて数えましょう。必要な別名の数や動作は、契約前の確認項目にしておくと安心です。

送受信の上限は用途に合うか

Migaduでは、契約全体の共有容量とは別に、プランごとの1日あたりの受信・送信上限があります。ドメイン数やメールボックス数の案内を、メールをいくらでも送受信できるという意味には広げられません。日常の個別連絡を扱うメールホスティングとして検討し、大量配信用のサービスとは分けて考える必要があります。

MXrouteでは、通常アカウントについて、1メールアカウントあたり1時間400通の送信制限が案内されています。こちらも、メールアカウントを増やせることと、送信量に制限がないことは別の話です。

一般的な社内外の連絡が中心なら、平均通数だけでなくピーク時を見てください。採用連絡や請求案内などを短時間にまとめて送る部署がある場合は、その運用が上限に触れないかを確認しましょう。ニュースレターやシステムからの自動大量送信は、今回比較している法人メールの用途と切り分けるのが安全です。

管理とセキュリティの違い

Migaduは、ドメインやメールボックス単位で、迷惑メールフィルターの強さ、許可・拒否リスト、検知後の処理を管理できます。複数管理者を使えるかはプランによって異なり、Microプランには複数管理者が含まれません。担当者を2人以上にする組織は、安いプランだけを見て決めないほうがよいでしょう。

認証には注意点があります。Migaduのメールボックスは2要素認証に対応せず、端末ごとのアプリ専用パスワードをメールボックスの認証情報として使います。アプリ専用パスワードを2要素認証と同じものとして扱わず、自社の認証方針に合うかを確認してください。

MXrouteは、コントロールパネルからドメイン、メールアカウント、パスワード、容量割り当て、迷惑メール設定などを管理できます。ただし、メール利用者や管理画面に2要素認証をどこまで適用できるかは、公開情報からは確定できません。2要素認証が必須の組織では、導入前に適用範囲を確認する必要があります。

セキュリティは、迷惑メール設定があるかどうかだけで決めるものではありません。管理者を何人置くか、退職や端末交換の際にパスワードをどう更新するかまで含めて、実際の運用に落とし込めるほうを選びましょう。

移行はメールと連絡先を分けて考える

既存メールの移行には、両サービスともIMAP(サーバー上のメールをメールソフトから扱う接続方式)を使った同期方法が案内されています。MigaduはImapSyncによる移入と、Migaduからの搬出の両方を案内し、MXrouteはIMAP Syncを既存メールの移行手段として案内しています。

ただし、この案内に連絡先やカレンダーの移行は含まれません。今のサービスでメール以外も使っている場合は、メール本文の移行、連絡先の移行、カレンダーの移行を別々の作業として洗い出してください。将来別のサービスへ移る可能性まで考えるなら、Migaduは搬出方法も確認できる点が判断材料になります。

料金と契約条件を比べる

両サービスとも利用者ごとの課金ではありませんが、同じ形で金額を比べられるわけではありません。

Migaduは、メールボックスまたは利用者ごとではなく、サービス契約のアカウント単位の固定料金です。プランを選ぶ際は、共有容量と日次の送受信上限を組み合わせて判断します。

MXrouteの標準プランは、2026年8月7日の確認時点で、10 GBが年59ドル、25 GBが年69ドル、50 GBが年79ドルです。いずれも容量の範囲内で、ドメイン数とメールアカウント数に上限なしと案内されています。大容量プランと再販売事業者向けプランは別枠なので、通常の法人利用ではまず標準プラン同士を見ます。

注意

料金・プラン・契約条件は変更されることがあります。ここで扱うのはGLOBAL向けの米ドル建て情報を含み、2026年8月7日に確認した内容です。契約前に対象市場、通貨、請求周期、容量、送受信上限を公式の申込画面で確認してください。

金額だけでなく、運用に必要な余裕も含めて比べましょう。人数が増えても保存量があまり増えない組織と、少人数でも大量の過去メールを残す組織では、同じプランが適するとは限りません。

サポートとデータ保管の条件

Migaduはメールとチケットによるサポートを提供し、Maxiは優先24時間対応、Standardは営業時間内、その他はベストエフォートです。標準提供にはSLA(サービス品質の保証)がなく、企業向け条件は個別見積もりになります。現在のサーバーはフランスのデータセンターにあると案内されています。

MXrouteはチケットで問い合わせる形で、利用者が基礎設定を理解していることを前提としています。利用規約には、POP、IMAP、SMTPの月間稼働率99%保証と、未達時に申請する按分返金が示されています。一方、標準プランのメールデータ保管国・地域は、公開情報からは固定できません。

設定を自分たちで進められるか、応答条件やデータ保管地域に社内基準があるかも確認しましょう。特に保管地域を契約条件として明示する必要がある組織では、推測せず事業者へ確認することが欠かせません。

どちらを選ぶか

Migaduは、複数ドメインと多数のメールボックスを一つにまとめ、共有容量と日ごとの送受信上限を見ながら運用したい組織に合います。迷惑メール設定を細かく管理したい場合や、IMAPによる搬出方法まで先に確認しておきたい場合にも候補になります。ただし、メールボックスの2要素認証が必要なら条件に合いません。

MXrouteは、必要な保存容量が見えていて、年額の標準プランから選びたい組織に向きます。容量内でドメインやメールアカウントを増やす運用とも相性があります。2要素認証の適用範囲やデータ保管地域に必須条件がある場合は、契約前の確認が必要です。

最終的には、アドレスの数ではなく、全員分の保存容量、送信が集中する時間帯、管理者の人数、認証ルールを並べて見ると選びやすくなります。

確認しておきたいこと

現在の全メールボックスが使っている容量と、1年後に必要な容量はどれくらいか
1日または1時間に送信が集中する部署や共有アドレスはあるか
メールボックスの2要素認証、複数管理者、データ保管地域のうち必須条件はどれか

よくある質問

Q.メールアカウント数に上限がないなら、容量も無制限?

A.いいえ。Migaduはプラン全体の共有容量、MXrouteは購入した総容量の範囲内で使います。アカウント数の案内と保存容量は分けて確認してください。

Q.大量の案内メールにも使える?

A.送信上限があります。Migaduにはプランごとの日次送受信上限があり、MXrouteの通常アカウントには1メールアカウントあたり1時間400通の送信制限があります。ニュースレターや自動大量送信とは用途を分けてください。

Q.既存サービスからメールを移せる?

A.両サービスともIMAP同期を使った既存メールの移行方法を案内しています。ただし、連絡先やカレンダーは同じ移行に含まれないため、別途準備が必要です。

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出典

確認日: 2026-08-07(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Migadu

MXroute